展示委員会 委員
水野 晃
| 学 会 長 |
神戸市立神戸アイセンター病院 院長 栗本 康夫 先生 |
| 学 会 場 | 神戸ポートピアホテル |
| 展 示 会 場 | 同会場 |
| 学会開催期間 |
【現地開催】2025年9⽉12⽇(⾦)〜9⽉14⽇(⽇) |
| 展示開催期間 | 2025年9⽉12⽇(⾦)〜 9⽉14⽇(⽇) |
| 出 展 社 数 | 35社 61小間 |
| 学会登録者数 |
1,805人 |
第36回日本緑内障学会は、神戸ポートピアホテルにて、学会および展示会のすべてのプログラムが開催されました。
当ホテルで協会が関与する学会が実施されるのは、2014年の第68回日本臨床眼科学会(学会長:白神史雄先生)以来となります。また、日本緑内障学会としては、2000年に開催された第11回(学会長:近藤武久先生・神戸市立中央市民病院)、2006年の第17回(学会長:根木昭先生・神戸大学)に続き、今回が3回目の神戸開催となりました。
展示会場は、第1会場が至近に、第2会場が隣接しており、学術展示との同一会場での実施という、非常に利便性の高いロケーションで行われました。
事前登録者数は1,500名を超え、これは東京以外で開催される緑内障学会としては目標とされる人数にあたります。今回はその目標を事前の段階で上回り、多くの来場者が期待される中でスタートしました。
また、協会が展示会場で提供する「おもてなし」企画では、学会長・栗本先生のご依頼のもと、スイーツ愛好家でもあり、第36回学会のプログラム委員も務められた國松志保先生の監修により、「神戸SWEETS MAP」を作成し、内容に沿った神戸スイーツをご用意いたしました。
展示会初日には、午前8時からポスター掲示が開始され、多くの先生方が会場を訪れ、各出展ブースにも立ち寄られていました。
2日目には、ノーベル賞受賞者である京都大学の山中伸弥教授が「iPS細胞研究の現状と医療応用に向けた取り組み」という演題で特別講演を行い、多くの眼科医が熱心に聴講されました。その後、展示会場ではポスター発表に続き、出展社も参加する全体懇親会が開催されました。懇親会の冒頭では、昨年に引き続き、一般口演および学術ポスターの優秀賞に対する表彰式も執り行われました。
さらに、午後6時15分からは、日本緑内障学会が推進する緑内障啓発活動「ライトアップ in グリーン運動」への支援を目的としたチャリティーコンサートが第1会場で開催されました。栗本学会長をはじめ、18名の眼科医によるクラシック演奏が披露され、チャリティー募金は25万円を超えました。
3日目には、緑内障学会の目玉企画である須田記念講演が行われ、次回第37回学会の会長を務められる山梨大学・柏木賢治教授が受賞講演を行われました。
このように盛りだくさんの内容で構成された今回の学会ですが、最終的な現地参加者数は1,720名を超えたとのことです。また、10月1日から31日までのオンデマンド配信も予定されており、最終的な登録者数はさらに増加する見込みです。
近年では、緑内障専門以外の眼科医の参加も年々増えており、それに伴って出展企業の顔ぶれにも変化が見られ始めています。
高齢化が進む中で、眼科医療は今後ますますの成長と発展が求められており、展示委員会としても、出展企業の皆さまへできる限り早期に情報提供を行えるよう、今後も努めてまいります。















