眼医器協ニュースVol.109
国内展示会報告
展示委員会 副委員長
村中 咲子
学 会 長 |
神戸大学 中村 誠 教授 |
学 会 場 | アクリエひめじ (姫路市⽂化コンベンションセンター) |
展 示 会 場 | 同会場 |
学会開催期間 |
【現地開催】2024年9⽉20⽇(⾦)〜9⽉22⽇(⽇) |
展示開催期間 | 2024年9⽉20⽇(⾦)〜 9⽉22⽇(⽇) |
出 展 社 数 | 38社 61小間 |
学会登録者数 |
1,785人 |
第35回日本緑内障学会併設器械展示会は、2024年9月20日(金)~22日(日)にアクリエひめじで開催されました。アクリエひめじで眼科系の学会が開催されるのは今回が初めてです。展示会場は1階にあり、複数の会場に分散されることなく、全出展社のブースが1つの会場に集まりました。展示会場内には、参加受付、クローク、PC受付、ランチョンセミナー整理券配布卓、ポスター展示等が設けられ、常に人の往来がある会場となりました。
この様な場所でしたので、展示会場は初日の朝から多くの方がお越しになり、賑わいのあるスタートとなりました。ポスター展示の貼布時間に展示ブースがオープンしていたため、ついでに立ち寄ったという方もいらした様です。また、初日も2日目も、学会講演プログラムが1本だけの時間帯があり、その時間帯は特に展示会場への来場者数が増えていた様子でした。
来場者へのおもてなしは、休憩スペースが設けられ、各種ドリンクや開催地に馴染みの深いお菓子が提供されました。また、抄録集のデータ化によりデバイスの充電需要があるとの予測から、充電コーナーも設置されました。
緑内障学会ならではの企画もあり、『ライトアップ in グリーン運動』のコーナーでは、各地のお城、タワー、病院施設などが緑色に照らされた映像が放映され、全国規模で行われた緑内障早期発見の啓発活動の模様を見ることができました。
また、2日目の夕刻は、展示会場内で優秀ポスターの授賞式が行われ、立食形式でオードブルが振舞われました。日本酒の飲み比べコーナーもあり、学会参加登録者のみならず展示出展社のスタッフの方々も参加され、大変盛況な会となりました。展示終了時刻は通常よりも遅い18時40分が設定されておりましたが、最後まで人がとぎれずに盛り上がりを見せていたことが印象的でした。
9月22日の閉会式では中村学会長が1,785人の登録があったことを報告され、各方面に感謝の辞を述べられました。また、次月に始まるオンデマンド配信の説明、次回の学会長である神戸アイセンターの栗本康夫の紹介をされ、にこやかに降壇されました。
最後になりましたが、今回の展示会が成功裏に開催されたことはひとえに出展社の方々のご協力によるものです。この場を借りて、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。