AnnualReport2012

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若い世代を委員の中に招いて、一緒にリレーゾーンを走るようなかたちで仕事をしていけたらと思っています。こうすることで彼らも、日本市場だけでなく世界を目標にできるようになるのではないでしょうか。手術学会で....

若い世代を委員の中に招いて、一緒にリレーゾーンを走るようなかたちで仕事をしていけたらと思っています。こうすることで彼らも、日本市場だけでなく世界を目標にできるようになるのではないでしょうか。手術学会でもキックオフミーティングがありましたが、いよいよかな、お祭りは準備段階が楽しいので、協会を挙げて取り組んでいきたいと考えています。大鹿 医療機器関係の方々にも、海外の先生方と情報を交換したり、他国のブースを見たり、海外のレベルがどうかといったことを肌で感じてもらいたいですね。内向きのことばかりでなく、外向きのマインドが芽生えれば大成功かなと思っています。小沢 いま外向きというお話が出ましたが、中を固めるチャンスでもあると思います。眼科学会と眼科医会の会員は京都の学会の頃はかなり分かれていましたが、現在はほとんど一緒です。その意味で、かつてないほど仲がいい。昔は仲が悪かった、といってるわけではないのですが…。大鹿 いや、前は悪かったです(笑)。小沢 いまは本当に仲がいい(笑)。それと、昨年の東日本大震災の時に感じましたが、眼医器協さんをはじめとする眼科関連業界との連携で素晴らしい活動が可能になりました。WOC 2014 TOKYOは、眼科学会、眼科医会、眼科関連業界の結束を強めるひとつのきっかけになると思います。大鹿 器械展示を見に来られる方もかなりおられますので、業界の方々にはがんばっていただきたいですね。ただ陳列するだけでなく、華やかにやってもらいたい。小沢 他の科の先生方が日本の眼科の器械展示を見ると、規模が大きく華やかなので驚きますね。ところが海外に行くとさらにレベルが違うので圧倒されます。それに、海外では最新の器械をその場で手にとって使えるというメリットがありますね。あと、学会特価で買えるのも醍醐味です。アブダビでもインドのメーカーが、バーゲンプライスで販売していてブースは黒山の人だかり。中国の先生方がいっぱい買っていました。大鹿 それを持って帰ったら密輸になってしまいますね(笑)。“おもてなしの心”をキーワードに、参加者を迎えたい大鹿 私たちは、世界からやってくる先生方や医療関係者を、日本人ならではの“おもてなしの心”で迎えたいと思っています。これは、WOC 2014 TOKYOのキーワードのひとつでもあります。ハード面では会場が狭いとか、道路が混んでいるとかで負けておりますが、きちんとした運営とおもてなしに関しては、日本人は絶対に負けません。“おもてなしの心”で接することで、日本に来てよかったと、全員に思って帰っていただきたいと思います。瀧本 ポスターにもフジヤマとサクラという日本を象徴する美しいシンボルが採り入れられていますね。今朝のテレビのニュースで、有楽町に高さ2メートルぐらいの花瓶を設置して、そこに北海道のサクラから沖縄のヒガンザクラまで日本中のサクラを同時に咲かせて活けているというのをやっていました。そんなこともできるのだなと。大鹿 いま、やっているのですか? 面白そうですね。小沢 医学生や研修医にアルバイトのようなかたちで手伝ってもらうというのもあるのじゃないでしょうか。大鹿 なるほど。普段とは違った経験が積めるかも知れませんね。司会 お話しは尽きないようですが、最後に瀧本会長からお願いします。瀧本 日本眼科啓発会議に参加して以降、あっては欲しくなかったのですが、震災対策本部会議に参加したりと、眼医器協は様々な事業を通して眼科学会、眼科医会と密接な交流をもつことができました。WOCについてもお声をかけていただき、感謝しております。これから次第にかたちになっていくと思いますが、楽しみにしております。本日はお忙しい中ご出席いただき大変ありがとうございました。司会 みなさま、本日は大変ありがとうございました。【司 会】日本眼科医療機器協会広報委員会委員長千せんが賀 明あきら特別企画:座談会8