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司会 アブダビから1ヵ月。いよいよ次回は東京ですが、開催に向けての計画や抱負、夢、意義などについて語っていただき、機運を盛り上げていこうという主旨でお集まりいただきました。よろしくお願いいたします。大鹿....

司会 アブダビから1ヵ月。いよいよ次回は東京ですが、開催に向けての計画や抱負、夢、意義などについて語っていただき、機運を盛り上げていこうという主旨でお集まりいただきました。よろしくお願いいたします。大鹿 WOCは全医学領域の中で最も長く続いている学会で、150年の歴史があります。次の東京が34回目で2度目の日本開催ですが、2回も開催の機会を得たのは欧米の一部を除いて他にありません。前回は1978年の京都で、当時は眼科に限らず大きな国際学会が日本で開催されるのはまれで、大蔵省や経団連の支援も受け、非常に盛り上がったようですね。記念切手を発行したり、開会式に皇太子ご夫妻がご臨席されたり、みなさん高揚した気分で学会を迎えたと聞いています。小沢 日本眼科医会でWOC担当の小沢です。水戸で開業医をしております。医会の高野会長は研修医時代に京都の国際学会を体験したようですが、当時のことを鮮明に覚えており、世代を超えたイベントなので絶対成功させなければならないと話しています。開業医の先生方にもぜひWOC 2014TOKYOに参加してもらいたいと考えています。瀧本 京都のときのことは、私も鮮明に記憶しています。当時、展示会場がなく、本館の中やテントを建て、スイス館とかドイツ館といった具合に器械展示を行いました。2014年の東京でも若い方々にエキサイティングな体験をしてもらえたらと思っています。大鹿 そういえば、このときの器械展示委員会が契機になって日本眼科医療機器協会が設立されたそうですね。瀧本 器械展示は明治時代から行われていたようですが、業界団体として組織されたのはずっと後のことです。2007年頃に「協会の創立年はいつだ?」と話題になり、京都での国際眼科学会が開催された1978年を創立年として2008年に30周年記念式典をしましたが、実は創立年は後づけなんです(笑)。ベルリン、アブダビ、そして、2014の東京へ司会 東京に決定するまでの経緯はどうだったんでしょう。大鹿 2006年頃、次はアジアの番なので立候補しようということになり、2007年に当時の眼科学会理事長の田野先生WOC 2014 TOKYO 開催に向けて国際眼科学会開催に向けた眼科学会・眼科医会・眼医器協の役割2012 年(平成24 年)3 月22 日 於:オークラホテルフロンティアつくば座談会特別企画【出席者】財団法人 日本眼科学会常務理事 WOC 2014 会長 大鹿 哲郎 氏公益社団法人 日本眼科医会常任理事 WOC 担当 小沢 忠彦 氏日本眼科医療機器協会会長 瀧本 次友【司会】日本眼科医療機器協会広報委員会委員長 千賀 明財団法人 日本眼科学会常務理事 WOC 2014 会長大おおしか鹿 哲て つろう郎 氏日本はアジアのリーダーだ、ということを示すいい機会国際眼科学会記念切手5 特別企画:座談会